訪問診療
外来から在宅まで切れ目のない医療を
皆さま、はじめまして。副院長の増田 香保里(ますだ かおり)と申します。
当院では2026年3月より、外来通院が難しい方に向けて訪問診療を開始いたします。
外来診療は主に院長が、訪問診療は主に私が行ってまいります。
通院が難しい方や、ご自宅での療養を希望される方のもとへ、医師が定期的に訪問し診療をおこないます。
体調管理やお薬の調整はもちろん、急な体調変化にも対応できる体制を整えております。
「自宅で安心して過ごしたい」
そんな思いに寄り添った医療を提供してまいります。
ご本人様・ご家族様・ケアマネージャー様からのご相談も承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
訪問診療とは
訪問診療とは、ご自身で通院が難しい患者さまのご自宅や施設に医師や看護師が訪問し、定期的に診察・治療をおこなう医療サービスです。
訪問診療の対象となる方
・ご高齢、体力低下、歩行困難などにより通院が難しい方
・生活習慣病や慢性疾患で定期的な診察やお薬の管理が必要な方
・がん等でご自宅での療養を希望される方
・在宅酸素療法、膀胱留置カテーテルなど医療処置が必要な方
・ご家族の付き添いが必要で、通院の負担が大きい方 など
訪問診療でできること
・定期診療、健康管理
・内服薬の処方、インスリンなどの注射や指導
・血液検査、尿検査など各種検査
・点滴、注射(予防接種も含む)
・在宅中心静脈栄養
・在宅酸素療法
・カテーテル交換(膀胱留置カテーテル、胃ろう)
・がんの緩和ケア
・褥瘡処置
・創傷処置 など
訪問診療や緩和ケアへの想い
私自身、もともと本格的に医師を目指したきっかけは祖父の胃がんでした。一度は手術で状態が落ち着いていたものの、3年後に胃がんを再発しました。
進行が早いタイプのがんでしたので、吐き気や痛みが日々強くなり食べることもままならずやせていき、大好きなサイダーを口に含んでは吐いて辛そうな様子を近くでみておりました。
腹水でパンパンに張ったお腹や足をさすってあげても、毎日つらいと言っていました。
本人は自宅で過ごしたい気持ちが強かったものの、当時は訪問診療も盛んでなく、家族もみてあげられる自信がなかったため在宅で過ごせる環境を作ってあげられませんでした。
緩和ケア病棟もその当時はなかったため一般病棟で最期息を引き取りましたが、祖父の苦痛にゆがんだ表情が今でも脳裏に焼き付いています。
その後私は医師となり、あの時祖父にできなかったことを、同じように病で苦しむ方にしてあげたいと思うようになりました。
それが医師となった私の使命であり、「あとは頼んだ」と言い残した祖父の遺志と受け取りました。
その後呼吸器内科を専攻し、肺がんや悪性胸膜中皮腫などの悪性疾患、肺気腫や間質性肺炎など慢性肺疾患の患者様などたくさん診てまいりました。
緩和ケア病棟でも様々な疾患の方と出会い、勉強させていただきました。
ご本人様、ご家族様が安心して自分らしくご自宅で過ごせるように、在宅診療を通じてサポートできれば幸いです。
生活習慣病や心疾患、消化器疾患、腎疾患などの方ももちろん、当院でフォローさせていただきますのでどうぞお気軽にご相談ください。
